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浜松古典楽器工房 『バロック音楽と癒しの調べ』

Categoryチェンバロの話 1/1

ヴァージナル

数年前に海外から図面を取り寄せ、ヴァージナルをコツコツと製作中。ジャックの爪は、鴉の羽軸。17世紀の頃は、これを爪に使っていました。黒い部分が軸です。軸も、使える部分と使えない部分があるので1本から取れる数は 上手く取れても4~5個くらい。弾き心地は、なんとなく軽い感じ。それでいて音はシャープな雰囲気があります。カラスの羽は、社長が毎日の散歩の中でコツコツと集めたそうです (鈴木) ご覧いただきありがとうご...

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AURATA FONTE (アウラータ・フォンテ・アンサンブル)

今年1月のブログ記事に書かせていただきました海を渡ったチェンバロ「その後」の話。イタリア在住のソプラノ歌手、神谷美穂さまより、素敵な動画が届きました。プロジェクトビデオとのこと。三創楽器が提供した一段チェンバロがコンサートの演奏に使用されています。クレジットの最後にも 『 Harpsichord maker,Masaru Iwagami at the Sansogakki, Hamamatsu 』と、弊社の名前を入れてくださいました。ドキュメンタリーのようで...

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SANSOスピネット2019年製 わけあり品のご案内

SANSOスピネット わけあり品 (2019年製)音域はAA~e3のピッチシフトなしタイプとなります。通常販売価格¥730,000(税別) → ¥500,000(税別・送料別)『わけありSALE品』になってしまった理由ですが、画像の赤で囲った部分に打痕がございます 最後の組み立て時にぶつけました  ( なんてことでしょう・・・ )音には全く影響ないため、普通、このくらいの傷ならば「5万円引き」が妥当なのですが、弊社は「倉庫がない、工場に長く置...

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海を渡ったチェンバロ「その後」の話。

遡ること、今から5年前の2013年12月。国際協力、政府開発援助の一環として、弊社のチェンバロが海を渡りました。楽器の行き先は、コソボ共和国 『コソボフィルハーモニー交響楽団』 です。皆さまは1990年代のコソボ紛争をニュースで耳にした記憶はございますでしょうか。多くの市民をも巻き込んだといわれる民族紛争激化の中、交響楽団は楽器のほとんどを失ったそうです。2000年になると、コソボフィルハーモニーは国連の支援を受...

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浜松ウッドコレクション2018 『特別賞』

浜松の天竜ヒノキ材の魅力を伝えるべく、天竜材を使ったデザイン性や機能性に優れた建築物や家具などに賞を贈る「浜松ウッドコレクション2018」。今年でまだ第二回ということで一般認知度は低いのですが、こちらの 『木製品部門』 にて弊社の Octave Spinet Cembalo (オクターヴスピネットチェンバロ) に特別賞を頂きました。「スピネット」とは「小さい」という意味です。小型で持ち運びができるため、テーブルの上での演奏...

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2段チェンバロ 完成

2段チェンバロ 完成しました!写真だけですが ご覧ください。...

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東海スピネットの部品

東海楽器製のスピネットが流通してから40年以上が経過し愛好家たちの中でも まだまだ現役で活躍している様子。ここ数年、部品の注文が多いのは現役のあかしですね。写真左より●プレクトラム 1ゲート8ケ付き ¥918●チューニングピン 1本 ¥194●スピネット専用弦 各種●ジャックスプリング 1個 ¥59●ダンパーフエルト 1個 ¥27写真中央●スピネットジャック 1本¥1,544※消費税8% 平成30年9月現在の金額...

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2段鍵盤チェンバロ、製作中

鍵盤を加工中。...

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